毎日を支えるインフラ、その裏側で奮闘する皆さんへ
私たちの生活に欠かせない道路や橋。普段何気なく利用しているインフラですが、その安全を守るために、日々多くのプロフェッショナルが点検作業に当たっています。本当に頭が下がる思いですね。
でも、現場では大きな課題に直面しているのをご存知でしょうか?特に、橋の点検では人手不足が深刻で、さらに点検後の膨大な書類作成が大きな負担になっているんです。
1万1,699本の橋が「修繕未着手」という現実
国土交通省が2026年8月26日に発表した「道路メンテナンス年報」によると、全国の市区町村が管理する橋のうち、なんと1万1,699本もの橋が、修繕が必要と判断されながらも未着手のまま残されているそうです。これは全体の37%にも上る数字で、私たちの安全に関わることなので、ちょっと心配になりますよね。
この状況の背景には、点検そのものよりも、その後の調書作成にかかる時間と労力があると言われています。現場で写真を撮り、持ち帰ってから変状を判読し、ひび割れの幅や長さを測り、そして国の様式に沿って文章で書き起こす…。この一連の作業が、本当に大変なんです。
技術職員が不足している自治体も多く、「点検はできるけれど、持ち帰ってからの書類作成が終わらない」という声も聞かれるほど。これでは、本来もっと力を入れるべき修繕計画や、技術者のスキルアップに時間を割くことも難しくなってしまいます。

AIが「書く」を引き受ける新技術で、未来が変わる!
そんな課題を解決するために、株式会社ベイシスコンサルティングと北海道大学大学院情報科学研究院が共同で、画期的なAI技術を開発しました!
この新しいAIは、点検写真から変状を自動で検知し、さらにその変状の種類や位置、寸法を判読して、調書にそのまま転記できる所見文まで自動で生成してくれるんです。例えば、「主桁に顕著な錆、剥離あり。」とか、「スラブにW=0.2mm L=300mmのひび割れを確認。」といった具体的な文章を、AIが書いてくれるんですよ!

スマートフォンで構造物を撮影するだけで、3次元データと写真を同時に取得できるので、専門の技術者でなくても現場の状況を正確に記録できます。まさに「撮る・測る・書く」の「書く」の部分をAIが担ってくれるイメージですね。
この技術を活用したサービス「サポ楽」では、業務量が最大で約8割も削減されたという結果も出ているそうです。これなら、点検後の事務作業に追われる時間が大幅に減り、もっと本質的な業務や、ご自身のスキルアップのための時間を確保できるようになるはずです。

「判断は人の手に。AIは時間の味方に。」
この技術を開発した代表取締役の石川さんは、「インフラを守る仕事で一番減らしたいのは、現場に行く時間ではありません。持ち帰ってから机に向かう時間です。」と語っています。そして、「AIに所見を書かせるのは、判断を任せるためではありません。職員の方が自分の目で見て、自分の頭で決めるための時間を取り戻すためです。」という言葉に、この技術に込められた温かい思いが伝わってきます。
書類作成の負担が減れば、現場の皆さんはより深く課題に向き合い、新しい知識を学ぶ時間も生まれるでしょう。これは、自己学習を考えている皆さんにとっても、大きなチャンスになるのではないでしょうか。

新技術は「土研新技術ショーケース2026 in 東京」で初公開!
この素晴らしいAI技術は、2026年9月8日(火)に一橋講堂で開催される「土研新技術ショーケース2026 in 東京」で初めて公開されます。PCやiPhoneの実機を使って、実際の画面や操作を体験できるそうですよ。
未来のインフラ管理を担う新技術に触れる貴重な機会ですので、ご興味のある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
2026年度からはモニタリング販売・試行提供も開始されるとのこと。この技術が、全国のインフラ管理現場で活躍し、そこで働く皆さんの毎日をより豊かに、そして自己成長の機会を広げる一助となることを期待しています!
《土研新技術ショーケース2026 in 東京 開催概要》
-
名称:土研新技術ショーケース2026 in 東京
-
主催:国立研究開発法人 土木研究所
-
日時:2026年9月8日(火) 10:00~16:00 (展示会場 9:30~14:40)
-
会場:一橋講堂
-
参加費:無料
-
申込締切:2026年9月3日(木) 17:00
- ※申込状況により早めに締め切られる場合があります。
イベント詳細はこちらからどうぞ!


株式会社ベイシスコンサルティングについて
株式会社ベイシスコンサルティングは、インフラ関連分野を中心に、ICT・AI・クラウド等の先進技術を活用したソリューション及びコンサルティングを提供しています。





