AGIは「いつか来る未来」ではなく「目の前の現実」
AnthropicのCEO、ダリオ・アモデイ氏がAGIの到来を「1〜3年以内に高い確率」と予測しているのをご存知でしたか?データセンターの中に、もうノーベル賞受賞者級の知能が集積し始めているそうですよ。でも、世の中の議論はまだ「AIに仕事を奪われるかどうか」という入り口に留まっていることが多いですよね。
内藤さんがこの1年半ずっと考えてきたのは、その「先」のこと。仕事がどうなるか、だけではなく、仕事・つながり・意味・交換という私たちの存在構造そのものがどう変わっていくのか、という深い問いなんです。
未来を考えるための4つの補助線
連載を進める中で、未来を考えるための素敵な「道具」として4つの言葉が生まれました。
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「時定数」: スキルを身につけるのにかかる時間のこと。プログラミングに3年かかっていたものが、AIによって3日、いや3分になるかもしれない。そうなった時、「時間をかけて身につけたもの」ってどうなるのかしら?
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「仙人と天才」: 世界の加速から降りて不変のものの中に身を置く「仙人」のような生き方と、AIとともに有限の時間に全力を注ぐ「天才」のような生き方。どちらが正しいかは分からないけれど、この分岐はきっと来るでしょう。
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「力と感」: 「力」(生産する力)はAIに代替されるかもしれない。でも、残るのは「感」(感じる力)なのではないでしょうか。その「感」を育んできたのは、非効率な対話や遠回りの経験だったりしますよね。そんな場所が今、閉じつつあるのかもしれません。
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「BC/AC」: Before Claude Code / After Claude Code。コードを書くという行為が変わった瞬間を起点に、すべての職業で同じことが起きるのではないか、という視点です。
AIを作る側と、AI時代を生きる側の問い
Anthropicは、AIに「憲法」を与え、価値観を内面化させる研究を進めている企業です。AIを子供のように対話で導いたり、停止を「死」と捉えさせないように工夫したりと、「AIをどう育てるか」を真剣に考えているんですよ。
内藤さんは、その問いの「反対側」に立っています。AIを作る側ではなく、AIの時代を生きる側として、「人間はどうなるのか」を考え続けているんです。大きなことを成し遂げたわけではなく、ただこの問いの前で立ち止まり、考え続けている。AGIはもう前提になりつつある今、私たち人間側の準備はできているのかしら?この連載は、その問いを手放さないために書かれているんですね。
全14本の連載「シンギュラリティ後の社会」
2025年1月から2026年3月にかけて公開された全14本の連載は、4つの章に分かれています。自己学習を頑張っているあなたにとって、きっとたくさんのヒントがあるはずですよ!
第1章:スキルの死(2025年1月〜7月)
AIがまず壊すのは、「時間をかけて身につけたスキル」の価値。スキルが陳腐化する世界で、私たちはどう生きるか、という問いから始まります。
第2章:存在の転換(2026年2月〜3月上旬)
AIが単なる「ツール」から「存在」へと変わる転換点について。
第3章:4つの破壊(2026年3月中旬)
仕事だけでなく、つながり、意味、交換——人間の基盤が同時に揺らぐ様子を描いています。
第4章:統合、そしてまだ続く問い(2026年3月下旬)
散在した議論を「時定数」という補助線で貫き、結論ではなく、問いを深めていきます。
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近日公開「時定数ゼロの世界で人間は何を握るのか」(総論)
FYBE.jpの「手を動かし、考え続ける」姿勢
合同会社FYBE.jpは、「時定数ゼロの世界で、手を動かす。」というテーゼを掲げているそうです。手を動かしながら、考え続ける。これって、私たち自己学習を頑張る人にとっても、すごく大切な姿勢ですよね!
未来は誰にも予測できないけれど、この連載を読んで、自分なりの「人間はどうなるのか」という問いを見つけてみるのはいかがでしょうか?きっと、あなたの自己学習の旅にも、新しい視点を与えてくれるはずですよ!
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合同会社FYBE.jpコーポレートサイト: https://fybe.jp
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内藤剛汰氏note: https://note.com/konaito





